4月 19, 2011
吉祥寺で彫刻家・金沢健一個展「見えないもののかたち」-鉄を通して表現
成蹊大学そばのギャラリー併設カフェ「cafe & galeria PARADA(パラーダ)」で本日4月19日より、彫刻家・金沢健一の個展「見えないもののかたち」が開催されます。
cafe & galeria PARADA気になっていたので、この機会に行ってみたいと思います。
以下、吉祥寺経済新聞から。
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金沢さんは1956(昭和31)年東京生まれ。1979(昭和54)年に東京芸術大学工芸科鍛金専攻を卒業し、1981(昭和56)年に同大大学院美術研究科を修了。
その後多くの個展・グループ展を開催。
国立国際美術館、東京都現代美術館、原美術館ARCなど国内11カ所の美術館では作品がコレクションにもなっている。
主に鉄を素材として幾何学的な作品の制作を続け、並行して1987(昭和62)年に参加した故・吉村弘さんの企画展「サウンド・ガーデン」以降、「鉄」「形」「音」をテーマとした作品を創作。「視覚」「聴覚」「触覚」に関わる作品の展示やワークショップ、パフォーマンスなどを多くの美術館で行っている。
今回の個展では「音」「振動」「熱」などの目に見えない現象を、鉄という素材を通して表現する。「『振動態』と表された作品は、鉄板の一部をこするとその上にまかれた白い砂が振動で踊り出し、浮かび上がった神秘的な模様を写した写真作品。展覧会のDMにもなったのが、熱を与えて変化した鉄の色をそのまま表現した彫刻。鉄のかけらをたたき、たたく人がいることにより音と共に表現されるというビデオ作品も」と話す同店の中林さん。
「どの作品も鉄の性質をシンプルに捉え表現しているが、かえってそれが神秘的で、モダンで、知的な印象を際立たせている。見る人はシンプルなものの美しさに気付くはず」とも。彫刻、写真、ビデオ映像など11点を展示。一部実際に触って体験できる作品も。
営業時間は11時30分~22時(日曜は20時まで)。
月曜定休。